シーフォート歯科クリニックです。
本日はマウスピース型矯正治療と虫歯リスクの関係についてお話しします。
長時間マウスピースをはめていることにより、口内では何が起きるのでしょうか?
・口の中が乾燥しやすくなる
・歯に涎(よだれ)が届きにくくなり、自浄効果が下がる
などの恐れがあります。
(涎には歯に付着して汚れを洗い落とす働きがあります)
ただ、もちろん直ちに虫歯になるわけではありません。このようなリスクがあることを把握して、食後のマウスピースのお手入れや歯のブラッシングを徹底したり、普段よりも水分を多く摂取したりすれば、虫歯になる危険性を下げることができます。
そして、虫歯になりやすい状態のまま放っておかないようにしましょう。
インビザラインの装置は自分で簡単に外すことができ、一旦外してしまえば通常通りに口内のケアをすることが可能です。
一方、ワイヤー矯正では、装置を歯の表面に固定することになります。
ですから、
・装置のせいで物理的にブラッシングしにくい
・装置のスキマに物が挟まる
などの問題が生じます。つまり固定するがゆえに、お手入れや歯磨きがしにくくなり、そのせいで虫歯などのリスクが上がるということです。
それでも丁寧なブラッシング、デンタルフロスや歯間ブラシなどによるケアを毎日行えば基本的に問題はありません。ですが、バタバタしていてできない日もあるかと思います。
しかし、インビザラインに関しては自己ケアの負担が少ないと言えます。そのため、虫歯について不安な皆さんにもおすすめできます。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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