シーフォート歯科クリニックです。
本日は歯石が溜まりやすい場所についてお話しします。

 

『歯石が溜まりやすい場所とは？』
特に歯石が溜まりやすい場所は、「下の前歯の裏側」と「上の奥歯のほっぺ側」です。
鏡で確認しようにもなかなか見えにくい箇所なので、歯石が溜まっていることに気付きにくいです。

何故、この2箇所に出来やすいかというと、それは、唾液が出る出口があるからです。
歯石というのは、唾液のミネラル分によって歯垢が固まったものなので、唾液の出るこの2箇所付近は歯垢が歯石に変わりやすいのです。

目視しにくい場所ですが、歯石は舌で触るとザラザラとした感触があるので、ザラつきから歯石の溜まり具合を感じることもあります。
意識しないと気付きにくい部分ですので、小まめに自分でも舌触りをチェックしておくと良いでしょう。

 

『歯石が溜まるとどうなるの？』
歯石は溜まっても痛みを感じることはありません。
しかし、歯石が溜まると口腔内に悪影響を及ぼすことは間違いありません。
具体的に歯石が溜まるとどうなるのかを説明していきます。

・歯茎の炎症
歯石は歯垢の固まりです。
舌で触るとザラザラとした感触になるように、その表面はデコボコしていて無数の穴が空いています。
その部分に細菌がつき繁殖すると、歯ブラシでは落とせないため、常に歯茎が炎症している状態になってしまいます。
赤く腫れて噛む時に痛みを感じたり、出血しやすくなります。

・口臭が気になる
歯石の表面に細菌がつくと、臭いとして表れます。
歯を磨いてもなかなか口臭が改善しないのは歯石のせいかも知れません。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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