シーフォート歯科クリニックです。
歯周病は、多くの人々が悩む口腔健康問題の一つです。歯茎の炎症や歯の損失につながるこの病気は、適切なケアを行うことで予防できます。その中でも、フロスの使用は非常に効果的です。しかし、正しい使い方を理解している人は少ないかもしれません。この記事では、歯周病を防ぐためのフロスの正しい使い方について詳しく解説します。
歯周病とは?
歯周病は、歯を支える組織(歯周組織)に影響を及ぼす感染症です。主な原因は、歯と歯茎の間に溜まったプラーク(歯垢)です。このプラークは、細菌の塊であり、適切に除去されないと歯茎に炎症を引き起こし、歯周病の進行につながります。
フロスの重要性
フロスは、歯と歯の間に残った食べかすやプラークを取り除くための重要なツールです。歯ブラシだけでは届かない歯間部の清掃が可能であり、これが歯周病予防に大いに役立ちます。
フロスの正しい使い方
1. 適切なフロスの選択
フロスには、ワックス付きやワックスなし、平らなタイプや丸いタイプなど、様々な種類があります。自分の歯間の広さや使いやすさに合わせて選びましょう。
2. 適切な長さを取り出す
約45センチ程度の長さのフロスを取り出し、両手の中指に巻きつけます。片方の手には少量を、もう片方の手には残りを巻きつけておくと使いやすいです。
3. 正しい持ち方
フロスを親指と人差し指で持ち、約2.5センチほどの長さを歯間に入れられるようにします。この部分が実際に歯に接触します。
4. 歯間に挿入する
フロスを歯と歯の間にゆっくりと挿入します。このとき、力を入れすぎないように注意してください。急に押し込むと歯茎を傷つける可能性があります。
5. C字型に動かす
フロスを歯に沿わせてC字型にし、上下に優しく動かします。歯の側面を擦るようにしてプラークを取り除きます。両側の歯に対してこの動作を行いましょう。
6. 新しい部分を使う
次の歯間に移る際には、フロスの新しい部分を使用するようにしましょう。これにより、既に除去したプラークや食べかすが再び口内に入るのを防ぎます。
7. すべての歯間を清掃する
口内のすべての歯間に対して、このプロセスを繰り返します。特に奥歯は忘れがちですが、しっかりと清掃しましょう。
フロスを習慣化する
フロスは毎日の口腔ケアの一部として習慣化することが大切です。最初は慣れないかもしれませんが、毎日続けることで自然と手順が身につき、歯周病予防の効果が高まります。
まとめ
フロスの正しい使い方をマスターすることで、歯周病の予防に大きく貢献できます。歯と歯の間のプラークや食べかすをしっかりと除去し、健康な歯茎と美しい笑顔を保ちましょう。もし、フロスの使い方や歯周病に関する疑問や不安がある場合は、ぜひ当クリニックまでお問い合わせください。
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