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2023.06.30

歯の構造について知ろう!

歯の構造について知ろう!

 

シーフォート歯科クリニックです。

今日は歯の構造について詳しく解説します。

 

 

『歯冠・歯根(シカン・シコン)』

全体的な歯の構造を見ると、歯冠と歯根の2つの部分に大別することができます。歯冠とは歯肉(歯茎)上に見える部分のことで、一方、歯根は歯肉(歯茎)に埋まって見えない部分を指します。

 

 

 

『エナメル質(エナメルシツ)』

歯冠部の表面を覆っているエナメル質は、人間の身体組織中で最も硬い組織として知られています。水晶と同じくらいの硬さを持つとされており、また刺激を伝達しにくい特性があるため、外部からの刺激から歯髄などを保護する役割を果たします。

 

 

 

『象牙質(ゾウゲシツ)』

エナメル質やセメント質の下に存在する象牙質は、歯の大部分を形成しています。これはエナメル質よりもやわらかいため、虫歯になりやすいとされています。

 

ですから、虫歯が象牙質に到達する前に早期治療を受けることが推奨されます。虫歯が歯髄に近づくほど痛みが増すため、これを覚えておくことが重要です。

 

 

 

『セメント質(セメントシツ)』

セメント質は、歯根部の表面を覆う非常に薄くてやわらかい組織で、歯槽骨との接続役割を果たします。歯周病等で歯肉が下がり、セメント質が露出すると虫歯になりやすくなるので注意が必要です。

 

 

 

『歯髄(シズイ)』

一般に「歯の神経」と言われるものが歯髄です。これには血管、リンパ管、神経線維などが含まれ、歯への栄養供給という重要な役割を果たします。この歯髄を失うと栄養供給が途切れ、歯が脆弱化し、歯の寿命が短くなる可能性があります。

 

さらに、歯髄を失った歯は痛みを感じなくなるため、虫歯の進行に気づかないこともあります。

 

 

 

いかがだったでしょうか?各部分が担う役割は非常に重要であり、健康な歯で食事を続けるためにも、日々のケアは怠らないようにしましょう。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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